マレーシア
基本情報
(2022.3 更新)マレーシアは1994年6月24日に生物多様性条約を批准。2019年2月に名古屋議定書の締約国となった。
2013年の7月にFinal Draft Access to Biological Resources and Benefit Sharing Billがパブリックコメントに付された後、2017年10月17日に官報に新しく「生物資源へのアクセスと利益配分に関する法律(マレーシア法律 795)(以下、ABS法令795)」が掲載された。2020年12月17日にはその下位法令(手続き規則)である「アクセスと利益配分に関する規則2020」が官報に掲載され、翌日2020年12月18日に先の法律795と共に発効した。これにより、マレーシア全土においてABSの規定が適用されることになった。2021年には、法律795の利用者向け解説書 ”User's Guide to the Access to Biological Resources and Benefit Sharing Act 2017 [Act 795] “ が発刊されている。尚、今回発効した法律・規則と、サバ州、サラワク州の既存法との関係はまだ調べ切れていない。お急ぎの方はJBAに連絡を頂きたい。
<参考WEBサイト>
CBD/ABS関連法令
(2021.3 更新)連邦政府
原文
邦訳
Access to Biological Resources and Benefit Sharing Act 2017 (Law of Malaysia Act 795)
生物資源へのアクセスと利益配分に関する法律(マレーシア法律No. 795)
連邦政府
原文
邦訳
Access to Biological Resources and Benefit Sharing Regulation 2020
生物資源へのアクセスと利益配分に関する規則2020
邦文 → なし
サバ州のその他関連法令は → こちら (サバ州政府生物多様性センター)
サラワク州
原文
邦訳
Sarawak Biodiversity Centre Ordinance (amendment) 2014
サラワク州生物多様性センター法修正2014
邦文 → なし
サラワク州
原文
邦訳
Sarawak Biodiversity Regulation, 2016
サラワク州生物多様性センター規則2016
サラワク州のその他関連法令は → こちら (サラワク州政府生物多様性センター)
その他情報
(2015.3 更新)1.過去の調査、報告、2国間ワークショップ
- 平成23年度 調査「マレーシアにおける生物多様性条約・アクセスと利益配分への対応状況」
- 平成20年度 現地調査「マレーシア・サバ州の遺伝資源のアクセス政策」
- 平成18年度 現地調査「マレーシアの遺伝資源のアクセス政策に関する国内状況」